県立大潟水と森公園は日本海沿岸の砂丘後背地 に発達した“潟”を舞台にしたものです。
公園内にある2つの池…鵜ノ池、朝日池は、冬の季節風などの影響によって作られた砂丘が、河川をせき止めてできた池(潟)です。これらの“潟”は、海から砂丘を経て後背の水田部へと続く広がりとして認識され、様々な自然の姿を見せてくれ、様々な動植物の生育所としても貴重な存在です。また、“潟”は昔から人々のくらしで欠かせない存在でもあったでしょう。
県立大潟水と森公園を“潟”の貴重な自然を残し伝えつつ、自然を学ぶ場として整備しています。また、この“潟”に展開された歴史や文化を学ぶ場としても整備をしています。
現在、「歴史ゾーン」(5.55ha)と「野鳥観察ゾーン」(11.2haうち9.9haは野鳥保護区域)の1部が開園し、野鳥観察、森林浴、散策など楽しめます。今後、「自然観察園ゾーン」、「潟の里ゾーン」、「お休み広場ゾーン」、「自然体験楽校ゾーン」、など整備を進めていきます。
まだ、工事中で、公開されていないゾーンが沢山ありますが、現在公開されている、「歴史ゾーン」「野鳥観察ゾーン」をご紹介したいと思います。
完成時には、野鳥観測ゾーン、歴史ゾーン、潟の里ゾーン、お休み広場ゾーン、アドベンチャーゾーン、自然観察園ゾーン、と、とても広い公園が出来そうです。

探鳥路には間伐材を利用したチップ舗装がしてあり、足音を立てずに野鳥観察をすることができます。
また、一休みすることができる小屋もあり、小鳥たちの囀りを聞きながら一休みというのもいかがでしょうか。森林浴をおもいきりすることもできます。

別名「丸山公園」ともよばれている歴史ゾーン。この地域では、石器など、昔の遺物が発見されています。
また、歴史ゾーンの奥の方には、昔の人のお墓があった場所といわれている丸山古墳があります。
また、鵜の池の四季の変化を楽しむことも出来ます。
写真左上は、丸山古墳です。広い芝生広場になっていて、ゆっくりくつろぐことが出来ます。
写真右上は、プラタナスです。丸山古墳の入り口にあり、とても大きなプラタナスです。
写真左下は、歴史ソーン入り口から、丸山古墳にかけての遠路の写真です。
松林の中に通っているこの道。この道の周りには、天然の植物が多数生息しています。
ぜひ観察してみませんか? 写真右下は、鵜の池の水辺です。水生植物が水辺を演出してくれます。

新潟県立大潟水と森公園の詳しい情報は、 
・新潟県都市緑花センター
・新潟県上越土木事務所都市整備課

大潟町の池周辺(鵜の池など)には、たくさんの自然が残っており、自然の生き物たちをたくさん見ることが出来ます。
コハクチョウ
役13000羽がカムチャッカ半島から北海道を経由し、太平洋側では東北地方まで、日本海側では滋賀県琵琶湖辺りまで南下してくる冬鳥です。
国の天然記念物に指定されています。
ヒシクイ
絶滅の危惧種に指定されています。公園内では湿地の数ヶ所に分布しています。
初夏に開花する池や沼、溝などの浅い水の中に生える多年草です。
ミクリ
湿地性のヨシとシロネの生息する環境に生息しています。体長は1.2MM以内で黒い色をして、 背中は緑色またはにぶい赤色にテカテカ光ます。
日本海側のものは、紫色の帯があります。
危急種に指定されている昆虫です。
オオルリハムシ
やや太めのやや弱々しい感じのする中型のトンボで、主に低地の水生植物が繁茂する池、沼、湿地、水田などに生息しています。
成熟すると腹部に白い粉をふくので、この名前が付いています。
コフキトンボ